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『ゲド戦記』(監督:宮崎吾朗)

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駄作の呼び声高い、ジブリの『ゲド戦記』を観てみた。原作はアーシュラ・K. ル=グウィン。

原作の3巻『さいはての島へ』をベースに、1巻、3巻、4巻の登場人物とエピソード・設定をつぎはぎしている。

主要登場人物は、壮年期のゲドと、原作とはキャラクターが異なるがアレン。それと、テナーとテルー。あと、敵役としてクモ。

テルーが館に乗り込むまでは創意も見られるし、情景描写も丁寧で効果的で良いと思う(ややギクシャクした画面の切り替えもあるけど)。

が、テルーが館に乗り込んでからは、脚本・演出が破綻してると思う。総じて、エピソードを盛り込みすぎで急ぎすぎ。唐突感が半端ないし、悪いことに、登場人物の行動に合理性がなく、馬鹿にみえてしまう。特にクモが酷いが、「なんなの。。。」と。

アレンが救われる経緯も、『影との戦い』におけるゲドと表面的には似ているけど、軽いと思う。これだと全体が、「ゲド戦記」をモチーフにした"boy meets girl"ものに見えてしまう。

ル=グインの、映画に対する感想全文というのがWikiにあった(ジブリ映画「ゲド戦記」に対する原作者のコメント全文)。だいたい同感。

初監督作品ということでもあるし、全体としては駄作として好ましく観られた。

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